令和5年6月29日から7月にかけて、線状降水帯等がもたらした大雨により山口県、福岡県、秋田県をはじめ各地で大きな被害が発生しました。被災した地域では、これまで10県22市町村で災害ボランティアセンター等が開設され、現在も復旧、復興のための支援活動が行われている地域でもあります。地域の状況はさまざまで、支援活動が多岐にわたり、中長期化するなかで、活動資金を必要とするボランティア・NPO団体は少なくありません。
こうした状況を受けて、中央共同募金会は、「ボラサポ・令和5年7月豪雨」への寄付と、常時寄付募集を行っている「常設ボラサポ」への寄付の一部を財源として、2回目の助成募集を実施します。
(1)対象団体
令和5年6月29日から7月の大雨により、災害ボランティアセンター等が設置された地域において、被災された方々や地域に対する復旧のための支援活動を行う、ボランティアグループ、特定非営利活動法人、社会福祉法人、学校法人、公益法人、一般社団法人等であって、次の要件にあてはまる非営利団体。
□助成決定時期(10月中)までに、当該被災地での支援活動が開始されていること。当該被災地に設置された「災害ボランティアセンター」等との連携が図られた活動を行なっていること。
□団体の基本情報を開示することが可能であって、支援活動の実態があり第三者から活動の実態が裏付けられること。
□団体が、その活動・事業から生じる利益を構成員に分配しないこと。 等
(2)助成対象活動期間及び助成対象活動
①助成対象期間
対象活動期間:令和5年6月29日から令和6年6月30日
活 動 日 数 :31日以上の活動
②助成対象活動
令和5年6月29日から7月の大雨により被災し、災害ボランティアセンター等が設置された地域において、応募団体が被災地にて行う活動を対象とし、既に終了した活動であってもさかのぼって応募することが可能です。また、応募にあたっては、助成決定時期(10月下旬)までに支援活動が開始されていることを条件とします。対象となる活動内容は以下の通りです。
□中長期的に行う緊急支援から生活支援、復旧支援、復興支援活動(現地に滞在して行う活動や、定期的または繰り返し現地に赴き行う活動で、技術系団体や専門職の活動、心のケアなど、発災直後から住まいや生活を取り戻す期間までの支援活動や、被災地のコミュニティ再生や町の活性化を図るなどの活動等)
【活動例】
〇被災世帯への復旧支援活動(家屋の片付け、家財道具の運び出し、清掃等)
〇被災地・被災者のニーズ把握とボランティア活動希望者とのコーディネート
〇被災地域での家屋や施設等の汚泥や土砂搬出における重機等を使った専門的技術を要する活動 等
(3)助成対象費用
助成対象地域で助成対象期間中に行われる(行われた)被災された方々を支援するボランティア活動にかかわる次の費用を対象とします。
①支援活動に要する費用:活動資材・消耗品費等購入費、電話等通信費、運搬移送費、印刷費、会議費、研修費等
②活動拠点設置費:事務所の設営費、携帯電話・印刷機等の備品のリース代等
③活動拠点を中心とする旅費:活動拠点を中心とする旅費、レンタカー代金、燃料代等
(4)応募方法
要項を確認のうえ、中央共同募金会ホームページ(下記)助成応募フォームよりご応募ください。
(5)応募締切
令和5年9月22日(金)必着
(6)問い合わせ
社会福祉法人中央共同募金会 基金事業部(ボラサポ担当)
住 所 〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル5階
電 話 03-3501-9112(ボラサポ専用ダイヤル)
※受付時間 9:30~12:00 13:00~17:30(祝祭日をのぞく)
E-mail support@c.akaihane.or.jp URL 赤い羽根共同募金 (akaihane.or.jp)